ヒロイック(果敢な)ブドウ栽培:エトナ山とファヴィニャーナ 島

エトナとファヴィニャーナ島の農園は、海と山というまさに正反対の位置で行われるブドウ栽培でシチリアの地理的両対極を示すわけですが、土地の有効利用と高品質のワイン作りというフィリアートが考える哲学に基づいて共存・発展しています。エトナとファヴィニャーナのワインは、ブドウ種の栽培適性における限界地域の発展に注目したフィリアートのワイン生産の戦略的ワインリストの中でも貴重な真珠のような存在なのです。

@Firriato - 7 La passeggiata di Cavanera Etnea 1100x600 - ヒロイック(果敢な)ブドウ栽培:エトナ山とファヴィニャーナ 島@Firriato - 6 I vigneti di Cavanera 1100x600 - ヒロイック(果敢な)ブドウ栽培:エトナ山とファヴィニャーナ 島@Firriato - 5 Palmento antico a Cavanera 2 1100x600 - ヒロイック(果敢な)ブドウ栽培:エトナ山とファヴィニャーナ 島@Firriato - 4 I Vigneti di Nerello Mascalese 1100x600 - ヒロイック(果敢な)ブドウ栽培:エトナ山とファヴィニャーナ 島@Firriato - 3 I vigneti di Nerello Mascalese 2 1100x600 - ヒロイック(果敢な)ブドウ栽培:エトナ山とファヴィニャーナ 島@Firriato - 2 Filari di Cavanera 1100x600 - ヒロイック(果敢な)ブドウ栽培:エトナ山とファヴィニャーナ 島@Firriato - 1 Leruzione dellEtna 1100x600 - ヒロイック(果敢な)ブドウ栽培:エトナ山とファヴィニャーナ 島

今やシチリアの上質ワインとして世界に名を知られるフィリアートというブランドのポリシーとスタイルを守り続けながら、山岳地でのブドウ栽培に挑み、その特色を理解し、ワイン醸造と生産における価値を見つけること。偉大なエトナ山の北東斜面に位置するカスティリオーネ・ディ・シチリアという地域にありますが、ここではブドウ樹は高度ということによる非常に特殊な土壌・気候条件に対し自然に適応しています。ブドウ種は伝統的に火山土ぶどうの王子様とも言われるネレッロ・マスカレーゼ、ネレッロ・カプチーノとカリカンテです。これらの種が非常に重要だと言われるのは、1900年代初頭にフィロキセラがイタリア国内の大半のブドウ樹を死に至らしめた際に、砂質土であったおかげで生き延びることができたからです。今でも、黒い溶岩土壌、ブドウ畑のふもとまで達する森林、境界を作る長い石壁などは昔から全く変わらない風景です。カヴァネーラはフィリアートにとって、シチリアの他のブランドにはなかなかまねのできない経験的・生産的ベースを持つ、非常に重要で信頼できる生産プロジェクトのシンボルなのです。

@Firriato - 12 Calamoni Vista 1100x600 - ヒロイック(果敢な)ブドウ栽培:エトナ山とファヴィニャーナ 島@Firriato - 11 Passaggio a Bue Marino 1100x600 - ヒロイック(果敢な)ブドウ栽培:エトナ山とファヴィニャーナ 島@Firriato - 10 Bue Marino 1100x600 - ヒロイック(果敢な)ブドウ栽培:エトナ山とファヴィニャーナ 島@Firriato - 9 Vendemmia Favignana barca 1100x600 - ヒロイック(果敢な)ブドウ栽培:エトナ山とファヴィニャーナ 島@Firriato - 8 La catena umana 1100x600 - ヒロイック(果敢な)ブドウ栽培:エトナ山とファヴィニャーナ 島@Firriato - 7 Trasporto uve in barca 1100x600 - ヒロイック(果敢な)ブドウ栽培:エトナ山とファヴィニャーナ 島@Firriato - 6 Calamoni Favignana vendemmia tasporto 1100x600 - ヒロイック(果敢な)ブドウ栽培:エトナ山とファヴィニャーナ 島@Firriato - 5 Il passaggio delle uve 1100x600 - ヒロイック(果敢な)ブドウ栽培:エトナ山とファヴィニャーナ 島@Firriato - 4 Vendemmia a Favignana 2 1100x600 - ヒロイック(果敢な)ブドウ栽培:エトナ山とファヴィニャーナ 島@Firriato - 3 La posidonia 1100x600 - ヒロイック(果敢な)ブドウ栽培:エトナ山とファヴィニャーナ 島@Firriato - 2 Vista da Calamoni di Favignana 2 1100x600 - ヒロイック(果敢な)ブドウ栽培:エトナ山とファヴィニャーナ 島@Firriato - 1 Vigneti di Favignana 1100x600 - ヒロイック(果敢な)ブドウ栽培:エトナ山とファヴィニャーナ 島

テヌータ・ディ・カラモーニはファヴィニャーナ島の中央南部に位置し、海はすぐそばです。この細長い島の最も狭い部分にあって、後ろには高い岬が迫っています。ブドウの様々な性質を形づくるのに海の役割が非常に重要で、その結果、ここで作られたワインは塩分やミネラル分を多く含んだ価値の高いものになっています。エトナの場合と同じでファヴィニャーナでも最適の種のみ、限られた量が栽培されており、適切な土地に適切なブドウ種を組み合わせて選ぶことでテロワールの重要な概念が活かされています。土地の豊かさと多様性をより高め、シチリアに二つとないブドウ品種財産の保護をめざすフィリアートの広大な計画において、この厳選された収穫物についての評判やイメージは大切なパズルの一片です。フィリアートの宝であるテヌータ・ディ・ファヴィニャーナのブドウ畑は面積5haでカラモーニの岩礁から10mしかなく、露出した凝灰岩と赤砂という砂岩土壌にブドウ樹がアルベレッロ方式で栽培されているため、生産されるワインには並外れた量のミネラル分が含まれます。さらに常に吹き続ける風が自然の虫除けになっていることも非常に重要であり、この風のおかげで一年を通して乾燥した温暖な気候が約束されます。そしてポシドニア(カリウムを豊富に含む海草で、しけの時には南風に乗ってブドウ畑全体に散らばる)が自然繁殖する海に接近しているため、ファヴィニャーナのワインには海草のユニークなアロマも感じられます。極端で珍しい土壌・気象条件を特徴とした驚くべき環境で、試行錯誤を繰り返しながら行われる、これこそまさに真の“海洋ブドウ栽培”なのです。